毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3532

萌出に伴う歯肉炎

現在、マルチブラケット治療が進行中の12歳女子の家族から電話があった。

左奥の歯が痛くて朝ご飯もあまり食べられていないような話だった。

何か分からないが装置に関係する痛みではないかと心配した。

学校から帰って早速、当クリニックに来院した。

診ると左右とも、下顎第二大臼歯が萌出しかかっている。

半分程度歯肉が被っている。

すぐにこれが原因だとわかった。

その歯肉弁を切除するという考えもあるだろうが、まずは炎症が静まることが先だ。

けれども腫れてもいないし、その周辺を清潔にしておけるば治るだろう、と考えた。

そのため、超酸化水での消毒で解決がつくと見た。

その程度のことで安心したが、患者さんから電話がかかるとすぐに装置の都合と考えてしまう傾向があることを反省した。

治療について

 

 

MENU
PAGE TOP