今日は新患が4人、夏休みらしい日だった。
そのうちの3番目は下田からの来院だ。
下田からの患者さんも来ているが結構遠いところだ。
口腔内写真撮影時に右上犬歯が移転している事ははっきり見えた。
今までにすでに3軒の歯科医院で相談していて、 3軒とも治療方針が違うようだ。
しかしそれは3軒とも矯正専門では無い。
上顎両側とも犬歯が移転歯、口元が出ていることを考え合わせると、やはり矯正専門医がやるレベルではないかと考えた。
その説明をしていく中で、当クリニックのホームページ患者さんの声の1番目がそれにあたる。
そして、それをタブレットPCで見せると、「それは見ている」と言っていた。
うちのホームページを結構見てくれている人がいるようだ。
しかしそれを理解して見るということにはやはりある程度の知識が必要となってくるようだ。
だからその移転歯のケースを見せて、歯列咬合の改善や、口元の改善の変化を写真で見せることができた。
その結果、当クリニックで治療していく事となり、遠くから来ていることもあり、なんとか検査の時間をとって、やってしまった。
また、この患者さんや他の相談者からも受けた質問に、「矯正する必要があるのでしょうか」.「矯正しないとどうなるのでしょうか」だった。
おそらく「矯正しなくてもいいです」の回答を求めての質問なのかも知れない。
「矯正しなくてもいいです」の回答はほとんどしないが、積極的にやるべきと言ったこともあまりない。
たいていは「お気持ち次第ですね」と言うような表現になってしまう。