夕方、再矯正相談で、 12歳の女の子が来院した。
その女の子は3年前に混合歯列で相談にきている。
その時には、叢生の程度や口元から永久歯での抜歯の可能性を説明した。
そして、多分簡単な検査と半年間隔の観察をアドバイスしたと思う。
しかし、 3年間1度もを診ることはなかったが、永久歯で治療をと言う説明は理解ていいたようだった。
今日は簡単に永久歯での料金体系やマルチブラケットでの治療の事について説明した。
その話が終わった後、抜歯をするのですか、と問われた。
もちろん、まだ診断前だからはっきり答えることはできないが、このように3年間、何もしないで待っていたという事は抜歯のことを理解しているものとばかり思っていた。
抜歯に抵抗があるのなら、混合歯列期での拡大やその必要性を考える観察を行うべきだったと思う。
そのことからも抜歯のことについては、より丁寧に説明しなければならないと感じた。
だが、すぐに抜歯については理解いただき、永久歯列期で治療開始のための検査を行った。