スーパーボンドは歯科用接着としては昔から良い材料とされてきている。
しかし以前は固まるのが遅かったり、コストが高かったりしたため、継続的には使っていなかった。
ブラケットはもっぱらMCPボンドとトランスボンドを使っていて、舌面の固定式リテーナーの接着剤を何にするか今まで色々と探ってきた。
行き着くところ、スーパーボンドということで使い始めている。
今日は不透明なアイボリー色を1年前につけて3歯はずれている患者さんに使用してみた。
色は透明と違い、はっきりとしていてワイヤーが覆われていることや歯面との境目もうはっきりしていて良い感じだった。
しかしそのアイボリー色は筆積みで使うこのではなく練るタイプのようだ。
筆につけようとしてもボソボソしていてつきにくい。
今日はやりにくい中、つけてみたが、結果はどうだろうか。
操作性と言う意味では流動性があるペーストを光で硬化させるのが一番良さそうだ。