午後に19歳男性のマルチブラケットを撤去し、保定措置を作った。
この患者さんは実家は診療所の近くだが、現在東京の大学に通っているので、こちらには住んでいない。
その中で親の意向もあり、毎月通院してきている。
症状は上顎前歯に隙間がある上顎前突だった。
診断時にその隙間の閉鎖で終わりにしてよいか、それともさらに抜歯して口元を後退させたりガミーの治療までするか検討した。
結論は出ずに非抜歯により、治療は始まった。
そして4ヶ月ほど経ち非抜歯での治療での改善は見られた。
さらに抜歯して行うかを患者さんに委ねた。
結論はこのまま終了ということになったので、今日の結果となった。
非抜歯の治療とすれば期間といい程度といい、良好に仕上がった。
しかし当然だが上下顎前突の傾向は残る。
それでも半年で終了し、それなりの低い料金で満足してもらえば良いと思う。