
フィックスドリテーナーを通常の処置として採用し始めて2年くらい経つ。
最初は直接法、現在は間接法で行っている。
接着剤もG-FIX、オパール それらの色違いで光重合のペーストタイプを使ったり、MCPボンド、スーパーボンドのような筆積法のものを使ったり、様々な形で接着してきた 。
まだどのやり方が絶対にいいという確信を得ていない。
そんな中で昨日も今日も一部の接着がはずれたとか、はずれ始めたからとってしまったなど急患で来院する患者さんがいる。
もちろんそれを接着して修理するわけだが、そんなことが起こしてしまって申し訳なく感じている。
フィックスドリテーナーを採用してからはクリアリテーナーの紛失とか、それを使わないために叢生が起こることは激減した。
そういう意味では良かったと思うが、接着が一部取れたという急患は時々ある。
なんとか簡単に接着して、それがほとんど取れないようなやり方や材料を確立したいものだと思っている。