毎日の診療で気付いたこと

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年末は装置撤去が多い

年末が近づいてくると、新年までになんとか装置が取れないものかと、考えるようになる。

患者さんから特に要求されるわけでもないが自分の気持ちとして、そんなことが頭をよぎる。

今日は2人の装置撤去行った。

一人は顎変形症手術後8ヶ月の20歳の男性、もう1人は装着後1年11カ月の29歳の女性だった。

いずれも11月から予定されていたことだが、やはり年内を意識していたと言えるだろう。

もう一つ年末でなくて装置装着2年も意識して装置をはずしたくなるたくなる時期だ。

以前は早く装置の撤去ほど良いことと考えて仕上がりが不十分でも、患者さんが不満がなければ早めに取ったような時期もあった。

しかし今はそれをなるべく避けようと一応、矯正の教科書的な装置の撤去の条件を意識して決定している。

そうすると、目標としているマルチブラケット治療2年を超えることも時々起こる。

でも、初診時にはまだ治療は2年以内を目指しますと説明しているし、料金体系もそのように作られているのを変えてはいない。

患者さんは気になるところがなくなると装置をはずすのを強く期待すると考えてる。

だから、その期待に応えるように、なるべく早く、また満足に行くような仕上がりで動的治療を終了したい。

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