1年半ほどの術前矯正を先月手術に送り出した23歳の女性が手術後初めて来院した。
その女性は隣町の大学学び、この春卒業で東京に就職が決まっているという。
だから就職前に手術が終えて、新しい顔で社会人になっていく。
近頃は年間10人ほど施術を受ける患者さんがいるので、手術後の顔の変化も、そう驚く事はなくなってきた。
それでも初めて見るときはだいぶ変わったなぁと感動する。今日ももちろんそうだった。
そして、まず最初の会話は手術時間や術後の苦しみなどを聞く。
今日の患者さんは10日間の入院 、手術を依頼した病院では短い方だった。
手後は皆嫌うのは経鼻栄養、三日間の予定だが、 2日ではずしてもらったという。
まず、手術後の三日間はても苦しいという。
近頃初診時の説明で、この説明をおろそかにしていたような気がする。
健康保険適用で自己負担が少なくなることや、全体的な治療期間が短縮することばかりを強調して勧めてきたつもりはない。
しかし、以前は手術のリスクや手術後の痛みや腫れを必ず説明していたと思う。
最近ではそれが少なくなってきたのかもしれないが、やはり今回患者さんとの会話の中で感じたことだ。
まだ手術が適用の患者さんの絶対的な線引きができない。
それは不要なのかもしれない。だが、あった方がいいような気もする。悩むところだ。