顎変形症手術はここ数年、毎年10例ぐらい行ってもらっているが 、今まで横浜労災病院や横浜市大センター病院にお願いしていた症例はすべて、切り方や咬合させ方は外科に任して、こちらでは外科用フックをつけて送り出すだけだった。
しかし、昨年から準備してきた静岡医療センターでの顎変形症手術には矯正歯科が関わり手術中に使うサージカルプレートを作ることとなった。
そのため半調節の咬合器を借りたり、その使い方を教わったりして準備してきた。
今日はその対象の患者さんが来院し、その顔面との上下顎の位置関係をフェースボーで咬合器に移動させるところまで行った。
その後、静岡医療センターにて執刀してくださる東海大学の口腔外科の先生といつも連携している相模原の新倉先生に、咬合器につけた後のご指導を請うための電話をした。
その電話ではとても親切に教えてくださり、さらに東海大学口腔外科で執刀する先生も交えてのカンファレンスを来月頃設定してくださるという。
とてもありがたいお返事だった。
今後、その辺の知識や技術を身につけて、静岡県東部での顎変形症治療の役に立ちたいと願っている。