
午前に26歳女性の矯正相談があった。
主訴は出っ歯。
口元は確かに出ているが、咬合は完璧な正常咬合。こんなにきれいに仕上げるのはとても難しいくらいだ。
相談者は抜歯して治すこともかまわないようだが、 前歯部の唇側傾斜が大きくないので抜歯しても、どれだけ口元の改善に貢献できるか心配な点もある。
昨年11月湘南矯正歯科研究会で正常咬合の上下顎前突について、メンバーの意見を聞いて、結局、当クリニックでは引き受けないことにした。
その経験があるから今回は迷わず、抜歯して口元を後退させ得ることはできないと答えた。
このように咬み合わせに問題がなくても口元のでていることを意識して相談に来る人が増えてきたように思う。
それだけ、日本人が口元に対する意識が高まってきたことなのだろうか。
その意識の高まりも望むところは白人に似たの顔貌になのだろうか。
鼻が高く、オトガイが出ていて口元が後退していてE_ラインより唇が後退するような顔つきが求められているような気がする。
そのあたりを扱う職業であることは理解しているつもりだ。
しかし治療結果で口元を出したくないが、正常咬合は抜歯したくない。
矯正相談