沼津市では今まで中学生まで医療費が500円という一般的なパターンだった。
それが昨年の市長選の公約が実現されることになり今年10月より変わることになった。
矯正治療は健康保険とあまり縁がない、と思われがちだが近頃では毎日、健康保険で治療する人がいない日はないくらいだ。
そんな中で先天異常は大体小中学生が中心だから今まででも大した負担にはならなかった。
しかし顎変形症となると、高校生からなので、 3割負担でもそれなりにかかった。
それが無償化となると、高校生が増えるのではないか、と思う。
現状では、まだまだ顎変形症施術を受ける人は高校生よりも社会人の方が多い。
しかし、女子の場合、早い手術は高校2年生とされている。
男子は高校卒業時以降が多いがそれを少し早めると高校にいる間で終わってしまうかもしれない。
顎変形症手術は費用の問題ばかりでは無い事は分かってる。
でも近頃は手術に対する信頼も増し、また患者さん手術に対する抵抗が減っているように思う。
今まで治療してきた当クリニックの顎変形症の患者さんは沼津市がばかりでは無い。
伊豆の東海岸や富士市からも来ている方が多い。
だから、沼津市がそうなっても直接的な影響は少ないのかもしれない。
しかし、ここは学園通り、道筋にはいくつも高校がある。
そのような情報提供すると顎変形で悩んでいた事の解決を求めて相談に来るかもしれない。
正しい情報伝えて、受けやすくなった治療に応えていきたいと考えている。