毎日の診療で気付いたこと

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予定通りの経過だった顎変形症

午後に18歳高校生女子の保定診断行った。

その女子高校生は約2年前に当クリニックに相談に訪れた。

明らかに顎変形症だったので手術併用の矯正治療の説明を行った。

その当時は高校1年生、女子の場合、 一番早い手術は高校2年生の夏休みと言われている。

術前矯正は1年間を予定して高校1年生の夏休みにマルチブラケット装着した。

それから毎月処置をして高校2年生(昨年)の夏休みに手術を行った。

そして術後矯正を半年間行って、今年3月にマルチブラケット撤去して保定に入った。

今日は母親と共に今までの治療を振り返ってみた。

上記のように当クリニックにきてからは典型的(普通)な顎変形症の治療経過で結果を見ても非常に良好な歯列咬合と顔貌になっていた。

このように、当クリニックに相談にきてからは順調な治療経過であったが、その前が問題の矯正治療経験してきたようだ。

小学校の頃から、毎月のように矯正治療やっている一般歯科に通っていたようだ。

そして当然だが思うような結果は出てこなかった。

高校に入り、別の歯科医院に相談し、当クリニックを紹介されたという。

成長は矯正専門医にもよく分からない面もある。

しかし、近頃では健康保険による手術併用の矯正もある事だからそんなにだらだらと通わせなくても成長の終わるまでの観察で良いのではないだろうか。

術者も患者さんも現代の普通の矯正の知識を持ち、トラブルなく矯正治療が行われることが望まれる。

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