1年前に高校3年生で、矯正相談に来院された。
矯正治療期間は2年と思っているので、そのような状況のときには卒業後、通院が可能かどうか必ず尋ねる。
そして、それに不安があるようなときには進路がはっきりしてから矯正治療を始めるか、または行った先での矯正歯科医を紹介することにしている。
その患者さんは、昨年5月から治療開始し、順調に治療は進んだが、 2年目に入り横浜に転居した。
それと同時に予約が取りにくくなった。
先週やっと今日の10時に予約を入れたのだが、どうも都合が悪いらしく、何度も電話がかかってきて、結局今日の2時なんとか診療はできた。
しかし、今後もなかなか通院が困難そうなので、転医についても持ちかけてみた。
けれども当方の気持ちとすればとすれば、通って来れると言ったのでお引き受けしたのにと思いたくなる。
今後、高校3年生は治療を開始しない方が良いのではないかと感じている。