毎日の診療で気付いたこと

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手術前後シュミレーション提示

午後、術前矯正をおえて、外科用のフックをろう着するために来院いただいた32才女性を診療した。

フック付けは今日の一番大事な処置だが、同時に手術時の診断を行った。

矯正診断は保険では5回できる時期がある。その時期の一つだが、今までは口腔外科任せで、積極的には行っていなかった。

5月に静岡医療センターで行った顎変形症手術では当クリニックで作成したサージカルプリントを使っていただいた。

それは3月に東海大学まで行って教わってきてなんとか作った物だった。

これからは手術前の手術後の顔貌の変化や咬合を予測していかなければならないと考えた。

そのため今回は当クリニックでサージカルプレートを作るわけではないが、資料分析して手術後を予測してみた。

現在使っている、分析ソフトでも横顔の写真で上顎、下顎の位置を変化させてどのような顔貌になるかシュミレーションできる。

そこで今回それを行い、患者さんに提示してみた。

もちろん、その通りになるわけではないのでプリントはしない。みるだけにしてもらった。

それでも写真で示すことができるのは、大変理解しやすいことだと思う。

このソフトではこの程度だが、ドルフィンというソフトは3Dレントゲンデータと3Dプリンターでサージカルプレートまで作ることができるようだ。

そのことには非常に興味を持っている。

だからそれを展示されている東京矯正歯科学会に今週木曜日に参加して、しっかりと見てこようと思っている。

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