毎日の診療で気付いたこと

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埋伏歯の開窓

昨日と今日、続けて埋伏歯開窓手術後の処置を行った。

患者はどちらも小学校3年の女子、また、対象の歯はいずれも右上犬歯だった。

そして手術をやっていただくのは静岡センター口腔外科で、朝一番にやっていただき、その足でこちらに来ていただく。そんな流れだった。

両方とも固定源にはリンガルアーチからフックを出し、そのフックと埋伏歯に接着したブラケットとをパワーチェーンで結び牽引するやり方だった。

どちらもリンガルアーチが適合せずその調整に苦労したがなんとか合着した。

これを夏休みの忙しい中で行うのは困難だったが、夏休みしかできないのでがんばるしかなかった。

こちらも大変なのだが、施術される患者さんも大変だ。

8歳、9歳の子供が症状もない埋伏歯を出すために、朝から場所が違う2つの医療機関で治療をうけたわけだ。

診療室でもおとなしく協力的だった。

この年代の女の子はもうしっかりしているとつくづく感じた。

治療について

 

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