毎日の診療で気付いたこと

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専門医審査に使った症例でも

12年前に終了とした19歳の女性が来院した。

相談内容は下顎前歯に叢生が現れててきたことだ。

その症例は良好な結果で専門医の審査にも提出している。

年齢も低い時期に仕上げている。

リテーナーも良く使用してきた。

終了とし決めてときには、リテーナーは自主的に継続して使用することを勧めておいた。

しかし、大学に入り使用しなくなったそうだ。

ちょうどその頃親知らずがはえてきたという。

診るとはえてきているが両側とも正常な向きで問題はなさそうだ。

母親が意識が高くその程度でも相談によこしたわけだ。

治療はその歯をわずかにスライスして叢生の歯をセットアップしクリアリテーナーを柔らかい素材でつくり短期間使用すれば回復すると思う。

それにしても、難しかったり、協力が悪かった症例なら分かるが、その様なことはない。

矯正治療の安定は本当に分からない。やはりずっとリテーナーをつけているしかないのだろうか。

治療について

 

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