毎日の診療で気付いたこと

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ドルフィンによる外科シュミレーション

現在、術前矯正が終わりに近く、手術を近く予定している患者さんが2人いる。

その二人を先日導入したドルフィンという分析ソフトで解析しようとしている。

そのためには、頭部のX線CTと歯列模型を3DスキャンしたSTLデータが必要となる。

X線CTはそれぞれの病院で撮っていただき、模型については当クリニックで作り。静岡の府川矯正歯科医院でスキャンしていただいた。

それで、必要なデータはそろったが、操作が簡単にできるわけではない。

導入の時来ていただいても、データはそろっていないし、一度だけ聞いてもわからない。

しかし、便利な世の中になったもので、パソコンの遠隔操作で指導いただける。

今日は昨日に続き2度目の遠隔操作による指導をしていただいた。

当クリニックのパソコンの画面のカーソルが何もしないのに動き画面が変わっていく。

顔面写真CTX線写真と歯列模型が次々と合成されて、外科シュミレーション直前の画面となった。

それで上顎、下顎を移動していくと咬合や顔つきが変わってくる。

今日は説明してくれる業者の考えているように上下顎を動かしてもらった。

さらにその状態でサージカルプレートを3Dプリンターで作るためのSTLデータを出力してもらった。

これが実際に使えるわけではないが、さっそく明日3Dプリンターで作ってみようと思っている。

今まで外科の先生にほとんどゆだねていた顎の動かし方を一緒に考えていける条件ができてきたと思う。

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