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顎変形症は連携医療

10月5日に顎変形症の手術を横浜労災病院にてしていただく患者さんがいる。

その患者さんは、術前矯正を進めてきたが、上顎前歯部には欠損、補綴があり、狭かった上顎臼歯部を外科併用で拡大している。

術前矯正はほぼ終わりのつもりだが、手術の時の咬合はつけにくい。

そこで新しく導入したソフト ドルフィンでこちらの要望をうまく表現して手術をしていただきたく考えていた。

しかし、資料が整わなかったり、ドルフィンにまだ慣れなかったりしたため、思うように進んでいなかった。

もう間に合いそうもなかったので、昨晩、模型での咬合調整を行い、それを写真にしてメール添付して送った。

休日でも夕方、そんなことをしている私だが、それを受けた亀井先生もすぐに返事をくれた。

それを今朝見たわけだが、写真だけでなく模型を送って欲しいとのことだった。

もちろん、すぐに送るわけだが、連携医療が行われていると実感した。

今までは術前矯正をおよそ終わると後は口腔外科にお任せという感じだった。

 

これからも手術の患者さんも控えている。現在ドルフィンにデータを入れて、手順を慣れながら、手術の時に動かす顎の位置や方向を検討している。

今日は少し時間があったので、午後スタッフとともに操作してみた。

何度も引っ掛かりながら、ある程度の成果を得た。

こうして予習しておけば、 9月29日に販売した鶏会社のスタッの方がが来て説明の時もきっと理解が早いだろう。

矯正歯科医が手術ができるわけではないが、よく連携して良い結果をもたらしたいと考えている。

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