21歳女性にアンカースクリューを植立した。
昨年くらいまではアンカースクリューは特別な処置として、印象を採り、ステントを作ったり、予約時間を特別に取ったりしていた。
しかし、今日は土曜日、忙しい中でも通常の処置として行われるようになった。
患者さんもほとんど出血はなく、痛みもほとんど感じないように処置ができている。
途中のレントゲン撮影での位置、方向確認もスムーズに行われている。
今日も左側のアンカースクリューが第一大臼歯根よりに写っていれば、修正して問題は起こらない。
特に半年前頃から、アンカースクリューの長さを8ミリから6ミリに変えた。
そのことにより、植立の際の安心感が増した。
その理由は、たった2ミリの差だが最後にねじ込むときの歯根に当たる心配と骨が硬い場合の折れる心配が軽減する。
それに反しての短いから脱落しやすいのではないかと言う心配もあった。
そのことについては今までまでの経過では8ミリを使っていたときの脱落より少ない位に感じている。
非常に便利に使っているアンカースクリューだがまで上顎第2小臼歯と第一大臼歯の間が主である。
口蓋への適用を考えているが今ひとつ踏み込めていない。
今後の課題となる。