午前1人診療してすぐに静岡医療センターへ向かった。
今日は月1回の東海大学の口腔外科教授の太田先生がいらっしゃる日だ。
その執刀医の太田先生と今月19日に予定されている顎変形症の患者さんの打ち合わせを行うためだった。
その患者さんをについてドルフィンで分析、シュミレーションしてそのデータを持っていって行った。
ドルフィンへの入力や分析は何人か行ったが実際に手術をへの利用ははじめてだ。
外科の知識はない私が顔貌や咬合を中心に上顎、下顎の位置や移動量を決めてみた。
それをシュミレーション顔貌を患者さんにも先日みせた。
その時はまだ今日の相談前だったし手術後の写真がその通りになるわけではないことは強調しておいた。
今日はそのような上下顎の移動と手術に使いサージカルプレートについても相談した。
19日には手術室に入るわけではないが、無事に患者さんの望むような結果が出ることを願っている。
静岡医療センターで顎変形症の手術を行うと聞いたのは一昨年で、今年5月に手術をしていただいた。
その患者さんは先月、術後矯正も終えて保定に入った。
十分に満足のいく結果だったと思う。
今回は2例目となり、たぶん3例目4例目と予定されている。
でも、それは当クリニックだけで、まだほかの歯科医院からの紹介はないそうだ。
やっと静岡県東部で顎変形症手術が行われるようになったといえそうだ。