ホワイトにコーティングされたワイヤーを日常的に使い出して3年ほどになる。
種類が少なく、値段は高いし、コーティングははげたりして使い勝手は良くない。
しかし、セラミックブラケットと一緒に追加料金をいただいて使用している患者さんが大人では多い。
その患者さんがすべてではないが、ワイヤーが折れることが頻繁に起こる患者さんがいる。
そのワイヤーを使用した多くの患者さんは一度も折れずに終了している。
しかし、今日の男性の患者さんはこれで3回目となる。
一昨日の女性の患者さんは5回ほど折れて、ついにホワイトワイヤーをあきらめ普通のワイヤーに変えた。
いずれも角ワイヤーのブルループの頂点で折れている。
原因はループの曲げ方や患者さんの咬合力、など考えられるが、やはりワイヤーの材料の基本的な性質によるものではないかと推察する。
近く販売会社の営業の人がたずねてくるのでそのことを相談してみようと思っている。
あまり使いたくないワイヤーだが希望があれば用意するつもりなので、販売する各社を検討して良い性質の物を選定していきたい。