19歳女性が右下第2小臼歯、第一大臼歯あたりの知覚過敏を訴えて急患来院した、
動的治療は今年になってから始まったばかりで先月はそのようなことはなかった。
矯正治療中に知覚過敏を訴える患者さんはときどきいる。
歯の移動で歯肉との間に隙間が生じて歯根に近い部分に刺激を受けやすくなるのだろう。
軽度ならばそのまま観察ということも多いが、症状を強く訴えると処置することになる。
当クリニックでは通常シール塗布とソフトレーザーの照射で対応している。
今回もその処置でだいぶ強く感じていた症状はなくなり帰宅された。
この処置で、その後なにも症状が出ない場合もあり、また数日後におこることもある。
しかし、その後ずっと続くことはないと思われる。
患者さんにはそのように伝えて、心配を和らげてもらっている。