先日からアーチワイヤーを間接法で曲げようと工夫している。
スキャナーはオーバーヘッドタイプのいつも本やプリントをスキャンしているSCAN SNAP SV600を使ってみた。
その方法で何度も実験を繰り返した。
前のブログで書いた実物は86%と書いたのはワイヤーを置く位置(高さ)の問題であり実物大の位置を見つけた。
ホワイトワイヤーについても台紙に色をつけて解決した。
スキャナーを診療室の事務コーナーのパソコンにつなぎ出したのが先週、ここ数日実際に使用している。
この3日で20本ほど角ワイヤーをその方法で曲げている。
もう少しうまく曲げられたら良かったと思う物は何本かあったが使えなかった物1本もなかった。
今日は使っていたワイヤーをスキャンしてプリントアウトされるまでの時間を計測してみた。
およそ1分だった。このスピードは実用になる。
現在はプリントされたアーチに沿って新しいワイヤーを曲げているのは私自身だ。
しかしこのやり方なら、歯科技工士の仕事としてやってもらえる。
混んでいるとき患者さんの横で直接ワイヤーを曲げるのは能率が悪い。
このやり方が軌道に乗ればきっと短い時間で充実した内容の治療となるだろう。