毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3572

協力が良いと良い結果

7歳の男の子が来院した。

その男の子は半年ほど前に歯列弓が狭く、叢生と上顎前突傾向もあった。

しかし、年齢が低く、その世代の男の子は装置への協力が悪いことが予想された。

実際、検査もふざけたりして思うようにできなかった。

それでも治療の希望があったり、うまくいけばこの時期の拡大は有効と考えた。

だが一方で協力が悪かったらこの時期の治療をあきらめなければならないと思っていた。

そんな気持ちだったが、上下顎にスクリュー入りのプレートをセットした。

それから毎月、拡大していく様子を観察し装置の調整をしてきた。

そうしたら、順調に拡大が進み、上顎はせ2ヶ月前に拡大を終了し下顎は今日終了した。

驚くほど順調に拡大されて、非抜歯での治療が期待できるほどのなった。

今日は上顎のプレート調整してバイトプレートの変えて、咬合挙上と下顎の前方移動を始めた。

予想外(失礼)の治療協力でこんなに良い結果が出るとは思わなかった。

でも、こういうことは今までにも経験している。

難しいと思っても協力が良いと早く、上手く治る。これは本当だと思う。

治療について

 

 

 

MENU
PAGE TOP