毎日の診療で気付いたこと

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今までプレート使ってた

初診は2006年の男子、現在は23歳の青年となり再度矯正相談に来た。

その患者さんはけっこう厳しい上顎前突でバイトが深く、上顎前歯部にスペースがあった。

だから、プレートの適応症として積極的な治療は1年ほど行った。

後は保定をかねて通院間隔をあけて観察していった。

それでも、いまから10年ほど前に一期治療の目的は果たしたとカルテに書いてある。

しかし、その後もⅡ期治療には進まず、プレートを使用していた。

6年ほど前が最新の来院日だった。

それからもプレートは使い続けていたという。

しかし、最近になりやはり口元の出ているのが気になって今日相談に来院した。

診ると、初診時に戻っているのではなく、Ⅰ期治療終了時の状態が保たれていた。

両側臼歯関係はⅠ級、バイトは深いが口蓋を咬んでいる様なことはない。

今日の様子を診るとⅠ期治療はやって良かった。

Ⅱ期治療までやっていればよりよかっただろうにと思った。

今回、Ⅱ期治療を行う際の料金についてもどうすることが適切なのかと悩んだ。

Ⅰ期治療終了から10年発った患者さんをそのまま続きのⅡ期治療の料金がよいかどうか。

しかし、他の医院に相談にいけば最初からになると思うが、当クリニックに相談に来たのだから・・・と考えを巡らせた。

結局、ほぼ混合歯列期からの続きに近い料金を提示した。

次回検査となるだろう、次ぎに考えるのは抜歯か非抜歯だろう。

非抜歯でやりたいが、口元の変化に程度期待があるのか、よく相談してみよう。

治療について

 

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