毎日の診療で気付いたこと

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アンカースクリュー2人

アンカースクリュー植立はもう日常的になっていて特別な処置と考えていない。

一番最初に植立してからはもう10年以上になっているだろう。

午前中に15歳の高校生に植立した。

慣れている処置だが、ひとそれぞれ骨の硬さが違う感じがする。

15歳と若いせいか骨が柔らかく安定が不安だった。

しかし方向を変えながら安定する場所をさがしてなんとか終えた。

途中のレントゲン写真も最近は見やすい写真がとれるが今日は方向が見にくかった。

それでも特に問題なく終えた。

午後は29歳女性、この患者さんはすでにマルチブラケットがついて動かしている。

左上7がないためにその前の6をリンガルアーチで遠心移動して始めた。

しかしまだ前歯を後退させるためには上顎歯列全体が後退させなければならない。

そのためのアンカースクリューだ。

たいてい左右1本ずつ植立する。

その左右でも骨の硬さの差があるような気がする。

右利きには右の方がやりやすいように思うが、レントゲンを撮ると意外に左の方が

良い位置、方向で進み始めていることが多い。

今日の二人はどちらも右側が今後安定するかが気になっている。

治療について

 

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