口腔周囲の悪い癖は咬合に影響を与えることは知られている。
それを治すためのMFT(筋機能療法)があることもしている。
しかしどうも積極的になれずにいる。
今日は土曜日、大人の患者さんが多かった。
そして午前の早い時間に最後の仕上げ段階で舌癖による開咬が認められた患者さんがいた。
その患者さんは舌の側縁に歯の圧痕がみられ、左右頰粘膜にも同様の圧痕がみられた。
その後の患者さんを診ていくと多くの患者さんにみられた。
しかしそれがはっきりと咬合に影響している患者さんもいるが、特に問題なさそうな患者さんもいる。
顎関節症患者に認められるといわれるTCH(常に上下顎の歯が接触している)にも舌や頰にに歯の圧根症状があるという。
そのことを毎日注意深く見てきたわけではないが、調べればなにか興味深いことが分かるのではないかと思った。
これから、歯の圧根がある患者さんに尋ねる項目を考えてみよう。何か分かるかも知れない。