顎変形症治療には手術前診断がある。
今日の最後は24歳男性の手術前の診断を行った。
術前矯正を1年4ヶ月ほど行い、なんとか手術を想定した咬合となった。
それを手術する静岡医療センターで確認してもらい、X線CTを撮影してもらった。
ドルフィンで外科のシュミレーションをするためにはCT画像の他に模型のSTLデータが必要となる。
今まで模型のSTLデータは静岡の府川先生にお願いしてきた。
しかし、その3Dスキャナーが不調となりなかなか直してもらえないらしい。
歯科用の3Dスキャナーはけっこう高いので、すぐに購入というわけにはいかない。
そこで出入りの材料屋さんに、3Dスキャナーを持っている技工所の情報を聞いた。
そしたら、すぐ近所にそれがあることが分かった。
一昨日、模型とUSBメモリーを渡して今日データをいただいた。
さっそく、ドルフィンに入れてみた。
良さそうであったが、販売会社のジーシーオルソリーに聞き使えることを確認した。
この先は口腔内スキャナーをほしいと思っているが、まだ時期が早いと思う。
購入まで、良い依頼先ができて良かったと思っている。
今日はそれが使える確認程度だったが、来週しっかりと分析して画家のシュミレーションを行うつもりだ。