毎日の診療で気付いたこと

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Perの急発の疑い

先週、土曜日に検査したフィリピン人の19歳の女性の父親から昨日電話が掛ってきた。

昨日は休診だったが、診療室にいたため電話に出た。

当方では検査しただけなので、その関連から痛みが出るはずがない。

何か他のことだろうから、虫歯の治療をしてもらった歯科医院で診てもらってくださいと伝えた。

今日の午後突然来院してまだ痛いという。

そして一般歯科で昨日も、午前中も診てもらったという。

そして薬をもらい、さらに今日、追加の薬をもらったという。

突然来院された時間は忙しく、一般歯科ですでに診ているものを、さらにみて意味ないと思ったが待ってもらった。

痛く腫れている前歯部を診せてもらうと、左上中切歯に大きなレジン充塡がある。

打診してみると、そこが痛いという。

たぶんレジン充塡から歯髄壊死し感染して腫れたのだろうと推察した。

歯髄腔を開放してやれば痛みは去るだろうが、そんなことはここではできない。

だからといって、診てもらった一般歯科へ戻すわけにもいかない。

やはりいつもお願いしている飯島先生に電話をかけて対応していただいた。

矯正治療のみを長年やってきて一般歯科の知識も忘れかけているが、役に立って良かった。

タイトルのPerの急発というような一般歯科では日々使う用語を書いたのは十何年ぶりかな。

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