8月16日に静岡医療センターで顎変形症の手術をしてもらった患者さんが来院した。
術後の腫れもひいて、術前の顔貌とは変わって帰ってきた。
この患者さんは静岡医療センターで3例目。
そこでは、手術で動かす上顎骨、下顎骨の位置決めをこちらに委ねられている。
そのためサージカルプレートを当方で作ることになっている。
1例目は東海大学の教わりに行きその通りのやり方で作った。
2例目には分析ソフトドルフィンを利用して上顎、下顎ともに3Dプリンターで作成した。
今回は上顎の位置決めは3Dプリンター、下顎は加熱成形器を用いて作り、さらにそれを利用して咬合調整してみた。
だから、どのような結果になったのかが非常に気になっていた。
手術の翌日に外科の先生から上手く使えてとの電話を受けてホッとしていたが、今日、患者さんの顔貌や口腔内をみて安心した。
そして、今回のやり方が良かったことと、このやり方をさらに次の患者さんで発展させたいという気持ちになった。
たぶん、半年以内に次の患者さんの手術があるだろうからそれに備えて考えていきたい。