一昨年12月顎変形症手術をした30代の患者さんが来院した。
昨年12月にプレート除去とともに、オトガイ形成手術をやると聞いていた。
今日、見てみると確かに横顔のバランスは良くなっているように感じた。
一昨年の顎変形手術の前のドルフィンによる検討でも、オトガイを少し出す方が良いと思えた。
しかし、まだドルフィン分析にもなれていなかったし、静岡医療センターでの手術も2例目だった。
だから、打ち合わせの時にはオトガイ形成のことも言ったが、顎離断時には行われなかった。
その後、昨年夏頃にはマルチブラケットは撤去して保定に入った。
オトガイ形成については患者さんと口腔外科で予定したようだった。
横浜労災病院で手術していただいたケースでは、オトガイ形成が多く行われていた。
しかし、他の病院ではそれが通常のことではなかったようだ。
今回、静岡医療センターでもオトガイ形成をやっていただきいた。
今後の顎症手術の計画の時に同時に依頼することも可能になったのではなかろうか。