毎日の診療で気付いたこと

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自費から保険へ

高校1年生の男子の診断を行った。

実はこの患者さんは昨年夏休みに相談に来ている。

厳しい叢生と下顎が小さく後方回転している状態だった。

なんとか矯正だけで治せそうだったので、外科併用の話もしつつ矯正のみで行うことにした。

当然、自費での検査診断となった。

その説明のなかでも外科併用の説明もした。

そうしたら本人が手術を希望するようになったと母親が言っていた。

それならばと静岡医療センター口腔外科に相談にいってもらった。

そこでも手術を適用を了解していただいた。

そうなると、今度は保険診療への切り替えとなる。

資料採得もやり直して自費分を金返し今日の診断となった。

手術をしても叢生がひどいため抜歯が避けられるわけではない。

上顎の片顎抜去で計画していたが残るオーバージェットは手術で解決してもらえるので下顎も抜歯することにした。

このように手術か否かで自費か保険かになり、変更があった場合は精算する。

このようなルールだから従っているが、なんだかおかしいような気がする。

だから極力ぶれないようにどちらかに決めてもらったり、提示したりするのだが、それでもこのようなことはある。

そのつど適切な対応をするしかない。

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