毎日の診療で気付いたこと

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犬歯萌出をプレートの唇側線が障害

急患の電話が入った。

左上犬歯がはえてきて使っているプレートの唇側線に合あたって出てこられないという。

そんなに心配ないことと思ったが来院していただいた。

この患者さんは3年ほど前から診ていて現在10才の男子。

前回の来院時、その部の乳犬歯が動揺していたので抜こうと声をかけたが拒否された。

今日、診るとその乳犬歯はさらに動揺がひどくなっているが抜けず、永久犬歯の口蓋側に残っている。

これを抜けば犬歯は口蓋側に移動して唇側線に当たらなくなる。

だから今日も抜歯を勧めたが承知しなかった。

今日抜かなくても、そのうち抜けて、犬歯も少し遅れるだけで位置を正すだろうから心配はいていない。

そんな説明をして、少し唇側線を調整して終了した。

一般的に動揺乳歯の抜歯を提案すると女の子は了解するが、男の子は拒絶が多い。

今日のことからもその様に感じた。

治療について

 

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