近頃、チンキャップを使用している患者さんはわずかしかいない。
今日、それを使用している二人を続けてみた。
そして、そのゴムを交換した。今はまた昔ながらのブラスワイヤーで留めるやり方で行った。
しかし頻繁にチンキャップを使用していた頃はビニール袋の口を留めるホチキス様のもので一瞬で留めていた。
その器械もまだ捨ててはいない、きっと倉庫の奥にあると思うが。そんなことを思い出した。
そんなことがあった後、きょうの最後の初診相談は高校生の顎変形症の相談だった。
一通りの説明を終えた後、質問を受けた。
小さい頃から、矯正治療をやっていれば手術を避けられたかと。
40年ほど前の開業当初はチンキャップばかり調整していた。
何年もかぶってもらっていた。その結果、手術を避けられた患者さんも板と思うが、現在はほとんど使っていない。
これは当クリニックだけではなく矯正歯科界の流れのようだ。
だから答えは今は成長を積極的にコントロールしてはいない。
だから、小さい頃の相談しても外科になっていたのだろうと言う答えとなった。
久しぶりに成長のコントロールとチンキャップが話題となった日だった。