数年前まで外科の手術前に当クリニックでは検査せずに口腔外科に任せていた。
しかし、最近はドルフィンで手術をシュミレーションするようになってきた。
今日の患者さんは横浜労災病院での手術なので、そちらで準備してくれると思っている。
しかし当クリニックでも診断し術後を予測するために資料採得した。
ドルフィンに入れて分析するためには、CTの画像と模型のSTLファイルが必要となる。
しかしまだX線CT撮影機も、模型をスキャンする3Dスキャナーも当クリニックにはない。
どちらも普及し始めているが、いつ導入するのか迷うところだ。
幸いCTは連携病院でSTLファイルは近くの技工所で作製してもらえる態勢ができた。
数多くやるわけでないのでしばらくこれで行こうと思っている。
それに関係することが1ヶ月後にある。
東海大学医学部口腔外科で、ドルフィンによる分析シュミレーション、サージカルプレートの製作について講演を依頼されている。
そこの関連病院の静岡医療センター口腔外科で4例手術していただき、それに使っていた当クリニックで作ったサージカルプレートに興味を持っていただいたようだ。
新しいことへの興味で作製したサージカルプレートを評価していただきありがたい。
講演すれば色々意見が出るだろうからまたさらに発展させていきたい。