一昨日の顎変形症学会で刺激を受けて分析ソフトドルフィンに向かった。
3月、4月頃に何例か分析しサージカルプレートを作ったりしてかなりなじんだ。
しかし最近は遠ざかりソフトを立ち上げることも無かった。
学会の発表のなかで頭蓋を一般的な3Dプリンターでプリントできると知った。
早速、ドルフィンを扱うジーシーオルソリーに電話した。
ドルフィンでDICOMデータをSTLデータに変換して3Dプリンターに出力することができるが分かった。
それができれば、患者さんの頭蓋のプラスティック模型を作ることができ、治療計画を立てやすい。
そんなことは業者が高額で以前からやっていることだが、今回の発表はそれが安価に自分でできると言うことだった。
そこでそのやり方を教えてもらった。教わって良かったのは骨だけでなく軟組織、すなわち顔をプリントできることだった。
これは、非常に役立ちそうだと思った。
そして、手術をシュミレーションたデータをSTLデータで出せないかと尋ねた。
しかしそれについては、できそうもないような返事だった。
でも思いついたことは、きっとできると思う。たぶん誰かがもうやっているかもしれない。
そんなことに興味を持ったので、これからしばらくドルフィンと勤しむだろう。