矯正治療の終了は決めにくい。
以前ははっきりと終了と決めずに1年リコールを繰り返していた。
そして患者さんが来なくなり、連絡が取れなくなり,終了扱いをしていた。
しかし最近では、動的治療の2年の倍の4年を目処に終了としている。
今日は平成18年と平成20年の保定開始の患者さんを終了とした。
この二人は近年、終わりにしましょうかと声をかけても。もう1年を繰り返していた。
それでもかまわないのだが、やはり決着を付けてしまいたい気がする。
その時期の保定装置はクリアリテーナーのみで固定式リテーナーは使っていなかった。
しかしこの4~5年固定式リテーナーをほとんどの患者さんに入れている。
これはいつまで付けておくのかも気になりだした。
今は2年を目安にはずすことにしている。
そしてこれがついたまま終了にはしないつもりだ。
だから今は固定式リテーナーとクリアリテーナーを併用して2年間保定する。
その後クリアリテーナー夜間使用のみで2年間保定して終了する。
そして終了後はクリアリテーナーについては、自分で管理してさらに長く使うことを勧めている。
こんな形での終了が出始めている。