当クリニックではマルチブラケット治療中の患者さんに4ヶ月ごとにパノラマX線写真を撮影している。
マルチブラケット治療10ヶ月目の女子高生のX線写真の上顎前歯部に歯根吸収が見られて気になっていた。。
それから4ヶ月が経ち今日もX線撮影の日となった。
撮影時、さらに短くなっていないかとても心配しながら画像を見る。
歯根吸収は矯正治療に伴い起きてくることがあるが原因、対策などはっきりしない。
ただ治療を止めれば止まるまることは分かっている。
そして、自覚症状など無いためX線写真を撮らないと分からない。
だから定期的に撮影して、結果は必ず患者さんに説明している。
今日の結果は前回に比べてひどく進行していることはなかった。
この上は無理な力をかけずに早く終わっていきたい。
幸い抜歯スペースも少なくなり、他の終了の要件もほぼ満たしている。
今後あまり長期間はかからずに終えることができるだろう。