
2週間前に決めたニューヨーク出発前に装置を撤去する日が来た。
今日診てみると、叢生はかなり改善していた。
上下顎歯列の幅径もだいぶ拡大されていた。
しかしオーバーバイトは大きく、オーバージェットもそれなりにある。
まだ抜歯スペースの残っている。そんな状態なのに今日はマルチブラケットを撤去しなけらばならない。
残念だがやむを得ない。装置を撤去してクリアリテーナーを作製した。
クリアリテーナーだけだと歯列の幅径の保持は困難だ。
そこで、プレートタイプのリテーナーも並行して使ってもらうため作製することにした。
クリアリテーナは見た目が良く歯の捻転の保持に強い、プレートタイプは幅径の保持はよくできる。
この2種類をプレートは夜間、クリアリテーナーは日中使ってもらおうと思っている。
それぞれの利点欠点を上手く使い分けてもらうつもりだ、
しかし2種類とも可撤式装置の欠点の紛失が考えられる。
そんな場合どちらかでもしていれば、していないより良いだろう。
だからわざわざ2種類を製作してみた。
ニューヨークに1年いることは分かっていても、その先はわからない。
そんなことからこんな形で終わることとなった。
やはり治療期間の長い矯正治療にとって転勤は不都合なことだ。