毎日の診療で気付いたこと

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埋伏犬歯

11歳の女の子が来院した。1期治療をほぼ終えて定期観察している。

左上犬歯はほどよいところに膨らみがみられやや白く見える。

右上犬歯は中切歯と即切歯の間にわずかにふれるようだ。

直近のレントゲンはないかと見てみると今年の4月のパノラマX線写真があった。

右上犬歯は傾斜して側切歯も超えて中切歯に近づいている。

半年以上経っているので現状を知るためパノラマX線写真を撮影した。

傾斜はますますひどくなり、中切歯に接触しているようにもみえた。

だが幸い側切歯の歯根吸収は起こっていないように見える。

1期治療でなんとか永久歯列での非抜歯にこぎつけたかと思っている。

できればその犬歯を萌出させたい。

今日は開窓術の説明をして、冬休みにでもやってもらおうと相談した。

CTがあればよりよいと思うがパノラマでもこまめに撮れば状況が状況がわかってくる。

治療について

 

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