
マルチブラケット装置装着ではダイレクトボンディングが主流になってきている。
しかし当クリニックでは後の臼歯はまだバンドにすることが多い。
特に顎変形症の術前術後の矯正には上下顎左右側の大臼歯8本にバンドを装着している。
近頃、高校生の顎変形症が多く、夕方しか来院できないという。
夕方の予約は混み合っているのでとても1回で上下顎の装置を装置をつけることができない。
今日はそのような男子高校生が来院した。
それでもなんとかバンド8本をつけようとし始めた。
条件が悪かったのは予約が混んでいたことはもちろんだが、前回挟んだセパレーターが数カ所はずれていたところがあった。
そこは当然バンドが押し込みにくい。
加えて、唾液がだらだらでて防湿が十分できない。
結局8本はあきらめた、下顎にはセパレータを挟んだが次回予約がだいぶ先で、またはずれてしまうかもしれない。
また唾液についても前に見学に行った診療所で装着前に唾液を抑制する薬を飲んでもらっていると聞いた。
そんな薬がほしいと思うほど唾液が出てくるので次回の下顎バンド装着も苦労するだろうと思っている。