
先週木曜日の湘南矯正歯科研究会で静岡の府川先生が、今月、浦和で開かれる日本臨床矯正歯科医会での発表の予行を行った。
それはケースでは下顎の第2小臼歯が、第一大臼歯の歯根の方向に向かっている。
それを、その上の乳歯を抜歯し、歯槽骨を少しとって牽引はせずに観察し、うまく萌出させた症例だった。
今日まさにそれて似たケースを診た。
現在14歳男子、10歳のころから叢生改善のため歯列弓を拡大してきた。
現在は下顎の両側第2乳臼歯以外はえ変わっている。
その第2乳臼歯の下の歯槽骨内にある第2小臼歯が問題となっている。
最近では半年に1度パノラマX線写真を撮り観察している。
今日、撮影したレントゲン写真では左右とも歯根は半分ほど完成している。
どちらも遠心傾斜して第一大臼歯の歯根に近づいている。
だが、右側は第2乳臼歯の遠心根を吸収し萌出しそうに見える。
そして、その乳歯にも動揺が見られる。
きっとこのままでも出てくるだろう。
左側は動きがなさそうだ。
抜歯して誘導したほうが良いか、まだ観察するか悩むところだった。
左側についてはもう半年待つことにした。