昨日もブログに書いたが最近は保定4年を目安に終了を決めている。
それでも終了を決定する人はたまに出る程度だ。
というのは決定前に来なくなったり連絡が取れなくなったりする人も多い。
だから今日のように1日で4人の終了患者を決めたことは今までになかった。
そして終了の時には記録の資料を採る。
その時とても良好な仕上がりと保定での安定の良いケースは一通りの資料を採る。
このようなケースはなかなかない。
他のケースはどうかというと患者さんに不満を持たれるような状態ではない。
しかし専門的な目で見るとちょっと不十分なところがある。そんなケースが多い。
そのなかで今日は1ケース良好に安定してケースがあった。
このケースは20代、主訴は八重歯と開咬があった。
動的治療は1年半ほどで済んでいるが、その後の安定が難しかった。
小臼歯部に開咬が現れて部分的にゴムを使って改善したこともあった。
主な治療が終えて5年余、心配しながら、口腔内を診た。
フィックスドリテーナーは昨年はずしてしてある。
クリアリテーナーは中止している。
にもかかわらず、叢生はなく正中一致、咬合もなかなか良い。
抜歯ケースなので第一小臼歯はないが智歯が4本ともはえてしっかり咬合している。
症例展示に使えそう思って、患者さんには、そんな時の承諾をお願いしておいた。