毎日の診療で気付いたこと

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ホワイトワイヤー

オールホワイトなどと銘打ってセラミックブラケットとホワイトワイヤーでの治療を行っている。

その中でやはりホワイトワイヤーの種類が十分ない事がネックになる。

ベータチタンのホワイトワイヤーが売り出され2社使用してみたが実用にならなかった。

ベータチタンワイヤーは弾性がよく曲げられるから使ってみたのだが折れてばかりで困った。

改良され、再度販売開始と聞いているが買う気になれない。

そこで最近は016x016のステンレスのホワイトワイヤーを使っている。

ステンレスだから折れない、角ワイヤーでも細いからしなやかさがある。

だが、そのワイヤーの使いにくいところもある。

センターに印しが付いていない。

歯列の正中とセンターの印を合わせてインセット、オフセット、ループなどを曲げるので印が付いていないとこまる。

だから、マーキングペンシルでその都度、印を付けて始めるのだが口腔内で指摘しているうちに消えてしまう。

そのワイヤーは1本ずつ滅菌されて袋に入っているので、それを患者さんの前で封を切りたい。

そのことがあるので、いままで予め封を切って、しっかりマークしておくことをためらっていた。

しかし、今日、それが無かったためにとても曲げにくく、1本無駄にしてしまった。

そこで、やむをえない、前もって封を開けてセンターに印を付けることにした。

印を付けた、再度滅菌することになるが。

ささいなセンターの印だが無いとけっこう困るものだと痛感した。

治療について

 

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