以前からの感染予防がこのコロナ禍でますます重要となった。
当クリニックは矯正専門で口腔外バキュームは必要ないかと思っていた。
確かにプレートを調整するときには削りかすが床に散らばり気になっていた。
矯正治療はタービンで歯を削ることもないので口に近づけて使うことなはいと思っていた。
だが、コロナ感染予防のガイドラインにエアロゾルが飛散する治療行為は控えるか、口腔外バキューム使用と書いてあった。
そこで矯正治療に当てはめてみたら、歯は削らないものの。口腔内でワイヤーをタービンで切断することはある。
また、タービンは使わなくても、スリーウェイシリンジでスプレーはよく使う。
口腔外バキュームが必要と感じ、ゴールデンウィーク中にユニット3第にそれぞれ設置した。
吸引モーター部分は床下に収納したが、吸い口をどのように設置しスイッチをどうするかが課題となった。
そして、その後の休みの日には毎回、工夫しては診療に使ってもらった。
そして、どうやら使いかってが良くなってきた。
ほとんどの患者さんに行うPMTCでもエアーブラシやスエアーケーラーを使い、エアーゾルが飛散する。
そんな時に使う習慣ができ口腔外バキュームが役立つようになってきた
静かだった診療室がうるさくなったのはしょうがないことか。