今日の予定は新大阪のメルパルク大阪での 日本臨床矯正歯科医会例会のはずだった。
コロナの影響でだいぶ前に中止の連絡を受けていた。
休診にしてあった予約画面をあけたらいつの間にか予約が詰まっていた。
その中に装置撤去が二人いた。
最初の患者さんはとても難しい症例だった。
20代前半の女性でバイトはとても深く、先天欠如は有り下顎角は非常に小さかった。
バイトを挙げるのに手こずることは目に見えていて、治療期間が長引くことは伝えてあった。
だが、良い協力のもと、淳聽に進んだといっていいだろう。
本日、良好な状態で撤去することができた。期間は2年半近くかかり当クリニックでは長い方だった。
もう1ケースは顎変形症の女子高生だった。
予定通り1年生で術前矯正、2年夏休みで手術、3年前半の今日装置を撤去して保定に入った。
術後に、下顎左側のプレートを早期に除去するようなこともあったが、その問題も解決した。
2ケースとも苦労したが良好な結果が得られた。
その撤去の間に20代前半の女性の矯正相談があった。
難しい埋伏歯があるらしい、近隣市の矯正専門の開業の先生が紹介してくれたらしい。
当クリニックで治療するかはまだ分からないが、2人難しい患者さんの治療が終えたら、また次の難しい症例になるかもしれない。
長い間、矯正専門でやらせてもらっていると、難しい症例だけになってくるのかもしれない。
まだまだ知識と技術を磨いて頑張られなければと思っている。