毎日の診療で気付いたこと

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小臼歯バンドの出番

3月からマルチブラケット治療を行っている男子小学生が急患来院。

右上第2小臼歯のブラケットが脱落していた。

この患者さんはこの部位は2回目だが、他にも何度か脱落し来院している。

この部位は萌出が悪く、ブラケットの接着には十分な面積が取れなかった。

そこで、バンドを使用することにした。

大臼歯のバンドは普通に使っているが、小臼歯のバンドは最近はほとんど使ったことがない。

40年前の開業の時には接着も発達してきていたが、まだバンドも主流にあった。

それでも前歯部のバンドは購入はしなかった小臼歯のバンドは揃えた。

その後、ほとんど使わなくなくなったが、倉庫の隅にはあった。

今回のような場合やリンガルアーチで第一大臼歯を遠心移動する時に小臼歯2本似バンドをしてをアンカーとした。

バンドについたブラケットはウェルド(電気溶接)してあるのではずれることはないだろう。

バンドを留めるセメントも近頃、取れにくい製品にかえたので急患来院は避けられるだろう。

何度も来ていただいたて申し訳なかった。

治療について

 

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