今月21日に顎変形症手術をしていただく静岡医療センター口腔外科の先生が昼休みに当クリニックに来て下さった。
先月、下顎の3Dプリント模型の作製の依頼を受けて完成し、メールに添付して出来具合を確認していただいた。
病院にお届けしようと思って連絡を取ったら、今日、来てくださった。
わざわざ来て下されば、手術についての打ち合わせも可能となる。
今回の執刀は東海大学医学部口腔外科の教授ではなく、医局の先生とのことだった。
もちろん手術には全く問題なくお任せできる。
午前中に同じく顎変形症の術前矯正をしている患者さんが来院していた。
その患者さんは反対咬合なのだが、下顎両側第2小臼歯が先天欠如している。
そこにあった第2乳臼歯を抜歯するととても大きな空隙ができている。
下顎は骨が硬いので、閉鎖にはとても期間がかかる。
そこでその隙間を手術に使っていただけないか相談した。
全部使うには大きすぎるので矯正治療である程度閉鎖して手術で閉鎖してもらうことにした。
横浜労災病院との連携はほとんどメール交換だった。
しかし、実際に会って相談したほうがより理解が深まる。
コロナ禍のリモートワークには反するが、やはり会って相談した方が良いこともある。
zoomの良さも理解しているので、使い分けてコミュニケーションを取っていきたい。