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マウスピース型矯正の効果

最近マウスピース型矯正が流行ってきている。

それだけで治そうとは思わないが、良いところは利用したい。

それと似ているクリアリテーナーは30年以上前から使っている。

それを利用して、保定中に捻転してきた前歯には適用してきた。

だが、それを使ってマルチブラケットを早く終えようとの考えはなかった。

今回、マルチブラケット治療で下顎前歯の捻転改善のため数ヶ月間撤去が遅れていた。

そのままでの終了も気になったので捻転歯をセットアップした石膏模型でクリアリテーナーを作った。

そして、その状態を10日ばかり経った今日見せてもらった。

捻転が治っている。ここ数ヶ月アーチワイヤーを工夫して曲げてもなかなかすっきり治らなかったものが。

そこで、マウスピース型装置をマルチブラケット期間の短縮に使おうと考えた。

やはりマウスピース型装置だけでは的確に速く治療はできにくい。

正確で速いマルチブラケットとの組み合わせでブラケット撤去を早めにできないかと考えている。

そんな話も聞いたことがあるので、それをどこに、どのように適用するかだと思う。

口腔内スキャナーが手に入り、セットアップが画面上でできるソフトを手に入れようとしている。

そうなれば、きっと両者の利点を利用するハイブリット治療ができることになるだろう。

治療について

 

 

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