顎変形症の術前矯正が終わると手術前の検査を行い、サージカルプレートを作製する。
いままでは通常のアルジネート印象採得を行い石膏を注ぎ、その模型を技工用のスキャナーでデジタル化した。
それを分析ソフトのドルフィンでCT画像と合成してサージカルプレートを作製した。
先日、口腔内スキャナーを導入したので、直接の採得(スキャニング)が可能となった。
そこで、今日はその目的では初めての口腔内スキャンを行った。
慣れてくれば5分と言われているスキャンも初めてなので20分ほどかかってしまった。
患者さんには事情は説明して理解協力してもらった。
何とかスキャンを終えて心配しながら画像を処理して見てみるとなかなかきれいに撮れていた。
このデータをドルフィンに取り込み分析、サージカルプレートを作製に役立てる。
また、そのまま3Dプリントして石膏模型の代わりになるとも思っている。
最近、外科併用ケースが増えている。正確で能率のよい手術準備をしていきたい。